▽宮部みゆき『R.P.G.』▽ [読書徒然]

『R.P.G.』 宮部みゆき著 集英社(2001) 476円+税
アラスジ----------
ネット上の擬似家族の「お父さん」が刺殺された。その3日前に絞殺された女性と遺留品が共通している。合同捜査の過程で、「模倣犯」の武上刑事と「クロスファイア」の石津刑事が再会し、2つの事件の謎に迫る。家族の絆とは、癒しなのか?呪縛なのか?舞台劇のように、時間と空間を限定した長編現代ミステリー。
《『R.P.G.』裏表紙より》
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実は「初・宮部」です!
”新本格”といわれる人たちははまった当初に順番(あとがきやら解説やら対談やらでお名前拝見したら手当たりしだい)に読んでいっていたのですが、途中、麻耶先生だの清涼院先生だの、どちらかというと”新・新本格”あたりになっちゃう先生に寄り道している間に宮部先生は有名になり、遠ざかっていました。
余談ですが、ぼくは、ベストセラーとかワイドショーで取り上げられるような「有名」になった先生の作品は、有名になる前に読んでいたならともかく、なってからは潮が引くまで読みません(天邪鬼)。
なので遠回りした上に初めての作品が『R.P.G.』。あらすじから考えると『模倣犯』やら『クロスファイア』を先に読むべきなのかもしれませんが、ストーリィには関係ないと判断して読みました。なによりこの二作品って映画化されてるし、後回しにしたいんですよね(ぼそ)。
これはストーリィの中でいう「犯人」は結構早い段階でわかりました。ただ、やっぱりあのどんでん返しを食らうと「ぬぉぉぉぉぉぉっ!?」となりました(笑)。それがわかると、最初のあたりで刑事たちが「事情聴取」に対して、あそこまで及び腰(あるいはお祭り気分)だったのかがわかって、読み直すと「うぁぁぁぁぁぁ・・・」という感じです。タイトルが二重構造になってる!!(ギリギリ発言)
この作品には「チャット」そしてネット上の「擬似家族」が登場しますが、ネットを始めた当初「テレほーだい」(うわ、懐かしっ!)の時間いっぱいいっぱいチャットに明け暮れていた自分と、その頃のネットフレンドとのやり取りを思い出して甘酸っぱい気分になりました・・・(遠い目)。その頃の反省を生かし、今はできるだけチャットに入らないようにしているので最近のネットフレンド事情はわかりませんが、ありえる(ありえた?)んですよね、こういう事態が。
我が家族は、このご時勢にありえないくらいの仲が良い家族なので、ここに登場する家族のことは想像しかできませんが、あんな父親は嫌です(きっぱり)。
あらすじにもありますが、これ舞台になったら面白いだろうな、と思いました。基本密室劇だし。演出うまくやれば普通に全編舞台の上に乗せられそうです。
そうなったらタイトルが三重・・・っ!
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大学時代、友人に誘われて小劇団の芝居を観に行ったことがある。「M.O.P」という、演出家で脚本家のマキノノゾミ氏の主催している劇団の…幕末の志士や新撰組を題材に採った芝居である。







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